— 設定はもう矛盾しない —

世界観設定シートのテンプレート

場所・組織・アイテム・種族をタイプ別に整理し、説明・歴史・ルールを漏れなく——どれだけ大きな世界観もきちんと整います。

このテンプレートをオンラインで使う

世界観設定シートは、場所・組織・アイテム・種族をタイプ別に整理してまとめる一枚の表です。ファンタジーで一番怖いのは、書き進むうちに設定同士が食い違うこと。この街は東なのか西なのか、魔法に代償はあるのかないのか——矛盾した瞬間、読者は物語から醒めてしまいます。このテンプレートは「タイプ」でまとめて分類し、説明・歴史・ルールの項目を漏れなく埋められて、オンラインで使えば設定同士をつなげることもできます。

テンプレートプレビュー

世界観設定シートの項目の記入例

項目 記入例
名称 霧隠城
タイプ 場所
説明 崖の上に築かれた港町。一年中濃い霧に包まれ、灯台を頼りに航行する
歴史 三百年前に海賊が築き、のちに王国に編入され辺境防衛の要塞となった
ルール 日没後は城門が閉ざされ、霧の中で火を焚くのは禁止(霧獣を呼び寄せるため)
関連 主人公の故郷。「灯台守護者ギルド」「霧獣」と関連

このテンプレートの書き方

世界観づくりで一番怖いのは、書く量が足りないことではなく、あちこちに書き散らして前後が合わなくなることです。この街は東なのか西なのか?この魔法には代償があるのか、ないのか?設定が矛盾した瞬間、読者はすぐ物語から醒めてしまいます。しかもこの手のミスは、書いている途中でようやく気づくことが多く、あとから直すのは本当に骨が折れます。

「タイプ」で設定を分類してまとめるのが肝心です。場所・組織・アイテム・種族・ルールをそれぞれのカテゴリーに振り分けておけば、探すときに速い。設定ごとに、少なくとも「説明」と「ルール」の二項目は埋めておくのがおすすめです。説明はどんな見た目でどんな雰囲気か、ルールはあなたの世界における動かせない制約(魔法の代償、組織のタブー、場所の特性)。物語を本当に引き締めるのは、このルールのほうです。

「歴史」欄は、ファンタジー作家がもっとも見落としがちで、しかも世界に厚みを与えてくれる場所です。なぜこの街はこうなったのか、なぜこの組織は別の組織と反目しているのか——その背後の歴史をすべて本文に書き込む必要はありませんが、自分の中では明確にしておくべきです。そうでないと、衝突を書く段になって動機が成り立たないと気づくことになります。

「関連」欄は設定同士をつなげてくれます——この街はどの組織とつながっているのか、このアイテムはどの種族に崇拝されているのか。世界観は孤立した項目の寄せ集めではなく、一枚の網です。関連をはっきり書き込むほど、執筆中に奥行きのある背景を自然に引き出せます。まずは中心となる場所と組織をいくつか作れば書き始められます。あとは書きながら育てていきましょう。

4ステップでテンプレート完成

設定のタイプを決める

まず管理したいものを分類しましょう——場所・組織・アイテム・種族・ルール。まとめて分けておくと、あとで探すのが格段に速くなります。

説明を書いてトーンを決める

設定ごとに説明を一段書きましょう。どんな見た目で、どんな雰囲気を与え、世界の中でどんな役割を担うのかをはっきりさせます。

動かせないルールを決める

ルール欄を埋めましょう——魔法の代償、組織のタブー、場所の特性。こうした制約こそが、物語を本当に引き締めてくれます。

設定同士をつなげる

設定同士の関係を書き込んで、世界観を一枚の網につなげましょう。執筆中も、奥行きのある背景を自然に織り込めるようになります。

自分で表を作りたくない?LitMemo でそのまま作る

このテンプレートは LitMemo の以下の機能に対応。オンラインで記入すれば自動で相互にひも付きます:

よくある質問

世界観はどこまで作れば書き始められますか?
冒頭3話で使う分があれば十分で、残りは書きながら足していきます。世界観をすべて作り終えてから書き始めようとする人は、たいてい設定を作る段階で止まってしまいます。
現実を舞台にした作品にも世界観設定シートは必要ですか?
必要ですが、記録する対象が異なります。現実舞台の作品で書き留めておくべきなのは「あなたが手を加えた箇所」——架空の企業、改変した地名、存在しない学科などです。後から設定の矛盾が生じやすいのは、まさにそうした部分だからです。
設定をたくさん書いたのに使いませんでした。無駄だったのでしょうか?
無駄ではありませんが、作り込みすぎないようバランスを意識しましょう。本文に書かれなかった設定の価値は、展開の判断に迷ったときに「どこまでが許容範囲か(境界線)」を作者自身が把握できる点にあります。その設定が存在すること自体を自分でも思い出せないなら、それこそが無駄になってしまいます。
魔法や能力体系のルールはどこまで厳密に決めますか?
「代償」と「できないこと」はガチガチに固め、残りは柔軟に余白を残しておきます。読者は仕組みや原理が説明されていないことには文句を言いませんが、ピンチの場面で主人公に突然都合よく能力が増えることには納得しません。
紙の空欄より、オンラインで一記入

ダウンロード不要、オンラインでそのまま使える

登録不要で記入開始。キャラクター・伏線・話と自動でひも付きます