キャラクター相関表は「キャラクターA+関係タイプ+キャラクターB」を1行ずつ並べて、人物の網を1枚のリストに整理する表です。キャラクターが増えると、師弟・恋人・ライバルを頭だけで覚えるのは限界があり、前半では友人だったのに後半でいつの間にか宿敵に——なんてことも。このテンプレートは、それぞれの関係の経緯をはっきり書き出す手助けをします。オンラインで使えば、キャラクター設定シートと見比べながら整理できます。
テンプレートプレビュー
キャラクター相関表の項目例
| 項目 | 記入例 |
|---|---|
| キャラクターA | 蘇晚 |
| 関係タイプ | 幼なじみ → 恋人 |
| キャラクターB | 陸沉 |
| 関係の説明 | 幼い頃は同じ路地に住み、落城で10年生き別れ、第2巻で再会し次第に想いが芽生える |
このテンプレートの書き方
キャラクターが増えると、関係は底なし沼になります。師弟、恋人、ライバル、同盟、血縁……頭だけで覚えていると、書き進めるうちにミスが出やすくなります。前半では明らかに友人だったのに、後半でいつの間にか敵になっていて転換の説明がない、とか。あるいは2人のキャラクターの呼び方が前後で食い違う、とか。キャラクター相関表は、この「人物の網」を、参照できる1枚のリストに平らに広げるものです。
いちばんシンプルで使いやすいのは「キャラクターA+関係タイプ+キャラクターB」という1行1組の書き方で、まるで1本1本の線を描いていくような感覚です。「関係タイプ」は現状(師弟・恋人・ライバル)を固定して書いても、変化(「幼なじみ → 恋人」「戦友 → 決裂」)を書き出してもかまいません。後者はストーリーとともに変わっていく関係にとくに向いています。
本当の価値は「関係の説明」の欄にあります。関係タイプはラベルを1つ与えてくれるだけですが、「なぜこの関係なのか」「2人の間に何があったのか」こそが物語の肉です。因縁の経緯を書き込んでおきましょう——いつ出会い、何がきっかけで決裂し、未解決のわだかまりはないか。そうすれば対立シーンを書くとき、そのつど考え直さなくても、すぐ使える感情の燃料が手元にあります。
おすすめは主人公から始めることです。まず主人公に直接つながる関係をすべて書き出し、それから脇役どうしの関係を扱います。関係はたいてい双方向で、AがBに抱く思いとBがAに抱く思いは異なることがあります(一方は深く愛し、もう一方は無関心、など)。だから別々に記録する価値があります。表に整理してみると、親しいと思い込んでいたキャラクターが、実はまったく接点がなかった——なんて発見に驚くかもしれません。それこそ、物語がこれから掘り下げられる余白なのです。
4ステップでテンプレート完成
主人公から線を引き始める
まず主人公に直接つながる関係をすべて書き出しましょう。主人公の関係網は物語全体の核心です。
関係タイプを書き込む
関係ごとにタイプ(師弟・恋人・ライバル)を書き添えます。変化していく関係は、その行方も書いておきましょう。
関係の説明を書き足す
その関係の経緯をはっきり書きましょう——いつ出会い、何がきっかけで変わり、未解決のわだかまりはないか。
脇役どうしの関係を整理する
次に脇役どうしの関係を整理します。双方の思いが異なる場合は別々に記録する価値があり、人物の網全体を埋めていきます。
